地震や台風などの災害が発生すると停電の恐れがあります。
防災コーナーを見に行くと必ず「非常用ライトを備えよう!」と数種類の非常用ライトが並べられているのを目にしますよね。
それほど大切な非常用ライトは、今や電池や手回し以外でもライトを点ける方法があるんです!
そう、それは水!
水でライト点けるなんて水の無駄じゃない?
というか、電池を大量に備えて置けばそもそも水で点ける必要なんてない!
このようにずっと思っていましたが、東日本大震災から10年目だからこそ、新しい防災グッズを取り入れてみよう!と思い立ち、勇気を出して購入をしてみました。
本当に水でライトが点くのか、そしてライトの点灯時間を検証しました!
↓電池やソーラータイプの非常用ライトはこちらからご覧ください。
水で発電するライト「アクモ キャンドル」
私が購入した水で発光する非常用ライトは「アクモ キャンドル」です。
これが本当にライトになるの…?と思わず疑ってしまう見た目。
手に持つととても軽くて、非常用ライトとは思えません…。
アクモキャンドル 特徴
アクモキャンドルの最大の特徴はもちろん水だけで発光できる!です。
「あ~!電池がなかった!」と落ち込む心配もありません。
それでは、そんなアクモキャンドルの特徴をご紹介します。
水じゃなくても光る!?
水なんてもったいなくて使えないよ
と思っているそこのあなた!
アクモキャンドルは水じゃなくても発光することができるんです。
コーヒーやオレンジジュースといった飲み物でも発光可能ですが、雨水でもOK!
水たまりを見つけてアクモキャンドルを付ければ、ライトを点けることができます。
これなら飲み水をわざわざ使う必要も無し!
長時間点灯可能!
アクモキャンドルは水に浸けるだけで約168時間発光可能です。
乾電池の非常用ライトを1週間も点けっぱなしでいると電池の残量が気になってしまいますが、アクモキャンドルなら「電池大丈夫かな~」と心配になることはありませんね!
何回でも使用可能!
使用後はちゃんと乾燥させましょう。
乾燥した保存環境なら、10年は状態が変わらずに使えるそうです…!
以上の特徴を踏まえて、アクモキャンドルを使用してみました。
アクモキャンドル 使用方法
水に浸けてアクモキャンドルを発光させてみましょう!
本当にライトが点くのかワクワクします。
①水を用意する
アクモキャンドルの底部にあるオレンジの線まで水を浸けます。
約5mm程度の水につければOK!
写真では見えづらいですが、お皿に水を入れています。
②水に浸ける
水に浸けると2秒ほどで発光します。
が…アクモキャンドルが発光しない!!
2秒浸けて一度水からあげて、もう一度5秒ほど水に浸けました。
やっとライトが点きました!
なぜ2秒で発光しなかったのかは分かりませんでしたが、無事発火して一安心。
水に浸けすぎは気を付けましょう!
たったこれだけでアクモキャンドルを発光させることができました。
乾電池の寿命を気にせずにライトを点けることができるのは、気持ち的にも良いですね!
何日間発光できるか検証
1度水に浸けたアクモキャンドルが何日間発行するか検証してみました。
(写真なので明るさが上手く伝わるか分かりませんが…)
初日
水に浸けて5分後の写真です。
真っ暗闇を照らしましたが中々の明るさ!
足元もしっかりと照らせました!
停電時も安心をして歩くことができる明るさです。
発光から5~10分後に本体が熱くなり膨れましたが、これは問題ないそうです。
一瞬「パチパチ」って音が鳴りましたが、それも直ぐに聞こえなくなりました!
2日目
発光してから24時間後!
1日目と変わらず明るいままです。
床を照らしてもしっかりと明るいので2日目でも問題なく暗闇を歩けます。
3日目
発光してから72時間後!
3日目も十分明るいです。
(床を撮るの忘れちゃいました…)
4日目
発光してから96時間後!
壁に当てると3日目に比べると暗いように見えます。
床を照らすと、足元はもう照らせませんでした。
今回は92時間が限界みたいです。
暗くなったら再度水へ
暗くなったら再度水に浸ければ明るさが復活します!
アクモキャンドルを水に浸けても発光しなくなったら寿命なので、その時は廃棄しましょう。
まとめ
わざわざ水に浸けるライトなんているの~?
と思っていましたが、乾電池の残量を気にせずに点けっぱなしにできるのはとても安心できます。
水も少量で良いので、これなら水不足の災害時でも使用できそうです!
防災ポーチに入れても邪魔にならない大きさなので、これから防災ポーチを作る方にもオススメですよ。
小さくて軽いアクモキャンドルも防災グッズの仲間入りにしませんか?!