2020年6月は大雨による被害が北九州を襲い未だに大雨災害の復興は終わりが見えていません。
そして今年は既に台風4号から変わった低気圧が北海道北部に被害を出しているため、2020年は北海道に台風が直撃するのではとドキドキしています。
毎年のように大雨・台風による川の氾濫が起きてしまい浸水被害が日本各地で発生しているのをニュースで見ていて、いつか北海道でも川が氾濫するほど大雨が来るのではと今から恐怖です。
今まで地震対策ばかり重視をしていましたが、大雨・浸水対策グッズの備えも大切だとひしひしと感じ徐々に用意をし始めました!
今回は備えておきたい大雨・浸水対策グッズをご紹介します!
大雨・浸水対策グッズ
毎年、大雨・台風の被害範囲が大きくなってきているような気がしています。
特に2020年は台風ではなく梅雨が原因の大雨で川の氾濫が相次ぎましたよね…。
大雨や川の氾濫はどうにもすることはできないですが、浸水被害を少しでも減らす方法はあります!
もしもの大雨に備えて対策グッズを備えていきましょう!
レインコート
雨に濡れてしまうと、それだけで体力を消耗してしまいストレスを溜まってしまいます。
ここ数年、台風が立て続けに発生しているので、レインコートは必ず家族全員分用意しておきましょう。
100均などでレインコートを安価で購入できますが、できればセパレートタイプのレインコートをご用意してください!
セパレートタイプだと頭から足首まで覆うことができるので、動きやすく濡れづらくなります。
避難する時はスニーカーで
大雨の中避難する際に長靴を履きたくなりますが、長靴は危ないです!
長靴だと動きづらく転んでしまう可能性もあります。
側溝やマンホールに足を取られないよう、スニーカーを履いて傘や杖で足元を確認しながら歩くことが大切です。
避難所へ行くときは替えの靴下を忘れずに持っていきましょう!
土嚢・水嚢
大雨や台風で多大な被害を出すのが、住宅の床上浸水ですよね。
そこで床上浸水対策として一般的に使われているのが、土嚢・水嚢です。
土嚢・水嚢は隙間から水の侵入を防ぐ効果があるため、玄関や勝手口に置かれることが多いです!
便器の上や排水溝の上に土嚢・水嚢を置くことを忘れずに!
土嚢の作り方
専用の土嚢袋に土を6~7分目までいれ、上部で紐を縛ったものを土嚢と言います。
袋にパンパンに土を詰めてしまうと運びづらくなり形を揃えにくくなるので、土は6~7分目が良いそうですよ!
水嚢の作り方
ゴミ袋を2重にして半分ほど水を入れ、上部で紐を縛ったものを水嚢と言います。
土より水の方が身近な物かと思いますので、水嚢は誰でも簡単に作れますね!
土嚢・水嚢を作るのが面倒…
都市部に住んでいると土を手に入れることも難しいですよね。
そして、土嚢や水嚢を作るのは体力が必要です。
手軽に時間をかけずに土嚢・水嚢を作りたい方は、「水で膨らむ簡易土嚢」をご検討すると良いでしょう!
薄っぺらいシートを水に5分浸すと、約16~18kgまで膨らみます。
これなら簡単に土嚢を作ることができるので楽…!
そして使用後は天日干しにすることで元のサイズに戻り、燃えるゴミとして廃棄可能です。
水に浸す前は薄っぺらい状態なので、保管場所にも困りませんね。
購入は慎重に…。
ブルーシート
家にあるプランターやポリタンクをブルーシートが包めば簡易的な土嚢に変身します。
また、強風で屋根が飛んでしまった場合、屋根にブルーシートをかけることもできるので、ブルーシートは災害時に万能です!
ブルーシートは畳むとコンパクトになり、収納の邪魔にもならないため、備えておいて損なし!
ぜひブルーシートは用意しておきましょう。
止水板
大雨や台風時に水の侵入を防ぐため、地下鉄などに止水板を置いているニュースを毎年見かけます。
そんな止水板は土嚢・水嚢のように地下や住宅へ水の侵入を防ぐことが可能です。
止水板は地下鉄や企業などが使用しているイメージがありますが、家庭用に安価な値段で販売されている止水板もあります。
ガラス飛散防止フィルム
強風で外の物が飛ばされ、自宅の窓ガラスが割れてしまう恐れがありますよね。
ガラスの割れを防ぐことは残念ながら難しいですが、割れた後にガラスの破片を周囲に飛ばさないようにすることはできます!
ガラス片が飛び散って怪我をしないためにも「ガラス飛散防止フィルム」を備えておく、またはあらかじめ窓ガラスに貼っておきましょう!
ガラス飛散防止フィルム 室内・屋外どちらに貼るの?
フィルムには室内側に貼り付ける内貼り用と、屋外側に貼り付ける外貼り用があります。
室内のインテリアや設置物の関係で室内側に貼り付けが難しい場合は外貼り用を購入して屋外に貼り付けてください。
悲しいことに、内貼り用のフィルムを屋外に貼ってしまうと劣化が早まってしまいます…。
室内か屋外どちらに貼るか購入前に検討しましょう!
貼れない窓ガラス
フィルムが対応していないガラスに貼ってしまうと、熱が逃げづらくなり「熱割れ」という破損に繋がります。
- 凹凸があるガラス
- すりガラス
- 鉄線が入っている網入りガラス
- 複数枚のガラスを重ねている複層ガラス
以上のガラスは熱割れが起こる危険性があります。
平常時にフィルムのせいでガラスが割れてしまうのは意味がないので、対応しているフィルムを必ず貼りましょう!
車で水害被害
車に乗っている時に水害被害に遭う恐れもあるでしょう。
緊急脱出用ハンマーがあると車に閉じ込められた時もガラスを割って脱出可能なので、念のため車内に備えておくと安心です。
まとめ
ここ数年、大雨・台風被害が多くなり、ニュースを見ながら「いつか私の住んでいるところも…」と恐怖心が芽生えています。
威力を増している水害被害による住宅浸水・大雨の中の避難も備えさえあれば安心ができます。
平常時だからこそできる「備え」を今のうちに行い、大雨や台風被害に備えたいと思います。
どうかこれ以上、水害被害が発生しませんように…。