3年前に東急ハンズで購入をして大切に備蓄していたイザメシの「黒みつきなこ餅」と「あんこ餅」の賞味期限が2021年5月とギリギリに迫っていたため、試食してみました!
「非常食には甘いものも大切!」という信念のもと備えていましたが、果たして本当に美味しいのか…。そしてお餅は非常時に最適なのか検証します。
「賞味期限が迫っていたから食べなきゃ!」と何事もなく平常時に食べられる幸せって良いですね。
イザメシ「黒みつきなこ餅」「あんこ餅」
オシャレパッケージで人気(私比)なイザメシシリーズのお餅は「黒みつきなこ餅」「あんこ餅」の2種類があります。
2種類とも、パッケージは幅185mm×高さ205mmと大きいサイズではなく、厚さも10mm程なので備蓄する際に場所は取りません。
薄っぺらいので防災リュックに入れても邪魔にはなりませんよ!
他のイザメシシリーズはこちら↓
販売価格
黒みつきなこ餅、あんこ餅ともに「432円(税込)」で販売されています。
これは安いのか高いのか…?私には判断が難しい値段です。
賞味期限・内容量・栄養成分
黒みつきなこ餅・あんこ餅は、栄養成分に差はさほどありませんでした!
アレルギー成分には違いがあるので購入時は注意してくださいね。
以下、栄養成分表です。
※黒みつきなこ餅に含まれるアレルギー物質は乳成分、特定原材料に準ずるものは大豆
※あんこ餅に含まれるアレルギー物質は乳成分です。
お餅を作ってみよう!
3年前に購入をしてから食べることを楽しみにしていたお餅をやっと食べられるのでワクワクです。
まずは付属品の確認!
※猫が邪魔をしてきて写真を撮るのが大変でした…。
黒みつきなこ餅 付属品
お水が入っている非常食って中々ないのではないでしょうか?
お餅を戻すためのお水が入っているのはとても有難い!
そして割りばしが入っているので手を汚すこともなし。
あんこ餅 付属品
グレーの袋に入っているのはあんこですが、シャカシャカ音がするのが気になります…!
乾燥お餅を戻そう
3年間乾燥していたお餅が果たしてプリプリになるのか…!
ドキドキの瞬間です。
①お餅を袋に入れる
トレーに入っていた6枚のお餅を一度外袋に移します。
トレーに入っているお餅に水をかけちゃダメなの…と一瞬思いましたが、説明書通りに作ります。
②トレーに水を入れる
トレーの片側に白い袋に入った非常用水を入れます。
しかし…ここでミスが発生!
全部水を入れるのではなく半分だけ水を入れるが正解でした…。
半分水を戻しました。
ちゃんと説明書を読むべきですね…。
半分水が残った袋をこぼさないように片手で持っているのも災害時面倒じゃない!?と徐々に不満が出てきましたよ…深呼吸深呼吸。
③乾燥お餅を水に浸ける
お餅が重ならないように水に1分間浸けます。
ということは一気に6枚を戻すことはできないということですね…。
そのために半分水を残していたんですね。
④お餅完成
1分後…完成しました!!
お箸で持って分かるこのプルプル感!!掴むのが大変なほどプルップルでした。
味付けしよう!
お餅がプルプルになったので黒みつきなこ・あんこで味付けします。
黒みつきなこ餅
片側のトレーに黒みつを入れます!
ここで説明書を読んだら「おもち全体に水がしみこんだら、はしでおもちを別皿にうつしてください」と。
隣のトレーじゃないのかよ~!!
一応説明書にならって別皿に入れました。
黒みつ付けてきなこをふりかけたら、見た目が本当に黒みつきなこ餅に…!
そして肝心の味ですが、お餅がモチモチしていて美味しい!
ちょっと白玉の食感に近い気がします。
黒みつもきなこも美味しくて、これを災害時に食べられたら幸せな気持ちになるでしょう。
あんこ餅
片側のトレーにあんこを入れます。
あんこも乾燥していて感動…!
乾燥あんこに小さじ1の水を加えてお箸で混ぜます。
箸でひたすら混ぜます!
ちゃんと混ぜないと乾燥あんこのツブツブが残ってしまいそう…。
ちゃんとあんこ餅になりました。
そして美味しい!
しかし、少しジャリジャリがあったのでもっと混ぜるべきでした…。
まとめ
確かにプリプリモチモチで美味しかったですが、私には作るのが面倒でした。
在宅避難であれば自宅でゆっくり作れますが、避難所で食べるとなると、残った水を片手に持ちつつお餅を戻してまた水を足して、あんこを混ぜて…という工程が煩わしいですよね。
結論、私は黒みつきなこ餅・あんこ餅はもう備蓄しないかな~と思います。
簡単に作れる非常食が一番私に向いていました…。
ただ、非常食とは思えないモチモチお餅だったので、非常食にバリエーションを増やしたい方にはオススメですよ!
平常時に一度作ってみてくださいね!