私たちの住む日本では、地震・台風・豪雨など多くの災害に見舞われます。
そして、2025年7月30日にはロシア・カムチャッカ半島地震の影響で太平洋沿岸で広範囲に津波警報が発表され、約200万人が避難指示の対象者となりました。
海外で地震が発生したとしても、このように日本で津波警報が発表され避難が必要となります。
その際に必要となるのが【防災リュック】!
手ぶらで避難所に行っても、避難所に食料・飲料水などがあるとは限りません。避難先でも、普段になるべく近い状態で生活できるよう、防災リュックを備えて、すぐに持ち出せるように準備をしましょう!
防災リュックを準備
防災リュックは家族一人につき一つ用意しましょう。
家族全員分を一つのリュックにまとめたくなりますが、そうするとリュック自体が重くなってしまい避難する際に転倒などの二次災害が起きる危険があります。
また、小さなお子さんが自宅に一人でいる時に災害が発生し避難が必要となった場合、家族全員分をまとめた防災リュックを背負った避難することとなりますが、重くて避難どころではありません。
そのような事態に陥らないためにも、防災リュックは一人一つ用意しましょう!
こちらは、私が自宅に備えている防災リュックです。

右は旦那用のLA・PITA防災リュック、左は私用の防災リュックです。
私用は、自宅に余っていた大容量のリュックを使用しています。
真ん中の小さいリュックは1歳の娘用!(一生餅を背負うように私が手作りしたリュックです)
お家で余っているリュックがあれば、そちらを利用していただいても全く問題ありません。
大切なのは背負いやすいリュックを使うことです!
防災リュックの中身大公開

こちらは私がリュックに入れている防炎グッズです!
避難所生活で必要最低限の物を揃えています。
また、「防災リュックは一人一つ」と書きましたが、流石に1歳児が全てを背負うのは難しいので、一部は私のリュックにまとめています。
食事セット

「避難所に行けば食べ物には困らない」と思いがちですが、避難所に食料が備蓄されているとは限りません。
また、災害直後は流通が止まってしまうため、物資が届くまで時間もかかります。
防災リュックには食料、カトラリーを入れておきましょう!(私は1歳児用のカトラリーとエプロンも入れています)
私はご飯、パン、えいようかん、娘用にレトルトとふりかけ、フォローアップミルクを備えています。
そして水道が止まると食器を洗うのも厳しいので紙皿や紙コップも用意しておきましょう!
サランラップは紙皿の上に敷いて食べ物を盛ると紙皿が汚れずに何回も使うことができますよ!
飲料水


食料と同じように、避難所に水が備えられているかは分かりません。
防災リュックには必ず水を入れておきましょう!
避難所に給水車が来た際には給水バッグが必要となります。給水バッグは100円ショップでも手軽に購入できるので、給水に備えて用意してくださいね。
衛生用品


断水するとシャワーを浴びることもできません。
また、断水すると歯磨きをするのも大変になりますが、口腔ケアは非常に大切です。
体を清潔・衛生的に保つためにも、衛生用品は必需品!私は以下のグッズを防災リュックに入れています。
- ボディーシート
- ドライシャンプー
- 歯磨き(1歳児用の歯ブラシも)
- 歯磨きタブレット(無印良品のタブレットは歯磨き粉、マウスウォッシュとしても使用できます)
- 鏡
- 化粧水
- 1歳児用の保湿
- 爪切り
- 除菌シート
- マスク
- 絆創膏
ポーチにまとめておくと、リュックの中で迷子になりません…!
衣類


着替えを圧縮袋にまとめ、タオルも用意しています。
また、100円ショップで購入したトラベル用ショーツ、靴下も大切!足元が冷えると全身が冷えやすくなります。寒さ対策にも靴下は必需品です。
(1歳児用の着替え、靴下も忘れずに入れています)
ちなみに防災リュックには圧縮靴下を備えています。圧縮靴下はダイソー、3coinsで購入できます!


右がダイソー、左が3coinsの圧縮靴下です。


履いてみると、普通の靴下!ダイソー、3coinsでほぼ違いはありませんが、強いて言えば3coinsの方が生地が少し厚い気がしました。
ウォッシュバッグ
ダイソーで素敵な商品を見つけたので、防災リュックに入れています!
その名もウォッシュバッグ!
1歳児がいると食べこぼしが多く、衣類がすぐに汚れます。
何枚も着替えを防災リュックに入れてしまうと、それだけで容量オーバーとなるため、ウォッシュバッグで簡易洗濯をしようと思い備えました。
ウォッシュバッグに洗濯物と水を入れて振るだけで簡易洗濯ができます。
手を濡らさずに洗濯できるのもありがたい!


ラジオ、モバイルバッテリー


避難所でも情報収集ができるよう、ラジオは必須!
そして停電してしまうとスマホの充電もできません。私は乾電池で使えるモバイルバッテリーも防災リュックに備えています。






ラジオ、モバイルバッテリー共に乾電池で動くため、予備の乾電池も忘れずに。
トイレグッズ


忘れてはいけないトイレグッズ!
排泄は我慢できるものではありません。
「断水してトイレを流せないから、我慢するためにも水を飲まない」という行為は健康被害にも繋がってしまうため、排泄を我慢しないようトイレグッズは必ず備えましょう!
また、女性は生理用品も防災リュックに入れておくと安心です。
私は以下のトイレグッズを防災リュックに入れています。
- 1歳児用のおむつ
- おしりふき
- 簡易トイレ
- 生理用品
- 消臭ポリ袋
- ポケットティッシュ
避難所生活グッズ


少しでも避難所での生活を快適に過ごせるよう、以下のグッズを入れています。
- エアーマット
- スリッパ
- エアー枕
- 防寒アルミシート
- 耳栓
避難所の硬い床で生活することになるので、空気で膨らませるエアーマットがあるとふかふかなマットの上で寝ることができます。
避難時グッズ


避難するときに雨が降っていると、全身が濡れてしまいそれだけで体が冷えてしまいますよね。
また、瓦礫だらけの中を避難、停電中に避難などあらゆる事態が想定できます。
トラブル回避のためにも、以下のグッズがあると安心です。
- レインコート
- リュック雨カバー
- 軍手(3coinsで圧縮軍手が発売されています)
- 懐中電灯
- ホイッスル
- ロープ
1歳児用リュック


現在1歳の娘は、リュックを背負うのが大好き!
ですが、リュックが重すぎては避難する際にぐずりそうなので、一人で持てそうな重さで防災リュックを作っています。
中にはクレヨン、折り紙、レトルト食品のみ!
クレヨンブーム中のため、避難所での時間つぶし用で入れています。
まとめ
以上が私が防災リュックに入れているグッズです!


玄関に3つリュックを置いて、もしもの災害に備えています。
左側にある箱には折り畳みヘルメット!
「いつか防災リュック作らなきゃな~」とゆっくりしているうちに地震や台風、豪雨などの災害により避難が余儀なくされる恐れがあります。
いつ何が起きても対応できるよう、思い立った時すぐに自分なりの防災リュックを作りましょう!