防災グッズを揃える際に非常食・水・非常用ライト・衣類は忘れずに備えますが、「ラップ」は意外と忘れがちです。
実はラップは災害時に万能なグッズなので、ぜひ防災グッズに加えてほしい!
今回は災害時に大活躍なラップの活用方法をご紹介します。
目から鱗のラップ活用法!
災害時に使える6つのラップ活用法を写真付きで解説します!
お皿に敷いて節水対策
食器や紙皿にラップを敷き、そこに食材を乗せればお皿が汚れることなく食事することができます。
断水していれば、食器を洗う水を確保するのも大変になります。
なので、災害時はラップをお皿に敷き、食べ終わったらラップを捨てれば食器を洗う必要がなく清潔なお皿を保つことが可能です!
ラップをスポンジ代わりに!?
ラップを丸め、少量の水を洗剤をつけて泡立てます。
そうするとあら不思議。ラップを水につけると柔らかくなるので、泡立ちがよくなります!
汚れてしまった食器やカトラリーを洗う際にラップをスポンジ代わりに使うことで、少量の水と洗剤だけて綺麗に洗うことができます。
止血・包帯にもラップを!
怪我をしてしまったときに、応急処置としてラップを直接傷口に巻いて止血・包帯代わりにできます。
出血量が多い場合は、上の写真のようにガーゼを腕に乗せてラップを巻きましょう!
また、災害時に骨折の疑い・骨折した場合にもラップが使えます。
災害時にも色々と重宝する食品用ラップ。骨折が疑われる場合、ラップを長めに引き出して芯を添え木代わりにきつく巻くだけで固定できます。腕の場合、首に回して巻けば三角巾を兼ねた状態にして固定できます。病院搬送等で必要無くなれば、使った分だけ切り取って残りは他の用途にも使用できますよ。 pic.twitter.com/hEQTgsyHjd
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) July 3, 2019
ただし、傷や骨折にラップを巻くときはきつく巻きすぎないようにしましょう!
強く巻きすぎるとうっ血を起こすこともあるので注意です!
ねじって紐に大変身
ラップをねじねじすれば、紐に生まれ変わります!
ラップで丈夫な紐を作ることで、避難所で荷物をまとめたい・縛りたい時に使用できます。
さらに丈夫な紐を作りたいときは、ねじねじしたラップ紐を3本用意し三つ編みにしましょう!そうすることで、かなり丈夫な紐になります。
伝言板としてラップを利用
ガラスや壁にラップを貼り付けて、油性ペンで書けば簡易的な伝言板に変身します。
紙がない時に連絡事項や注意書き、「〇〇にいます」などをラップに書いて即席伝言板を作りましょう!
ラップだと貼り付ける際にテープの必要ないのが有難い!
身体に巻いて防寒対策
ラップをお腹や足先に巻き付けるだけで、保温効果があります!
足先にラップをくるくる巻いて靴下を履くとたったこれだけで、足元がポカポカに…!
さらに、寒い避難所で寝るときに、袖やズボンの裾にラップを巻き付けるだけで服の隙間から風が入り込まないのでかなりの防寒対策となります。
まとめ
備蓄で忘れがちなラップですが、災害時のラップの使用方法は無限にあるのでは!?と思うほど、とても優秀な防災グッズに大変身します。
災害時に確実に役に立つラップは、必ずあなたを助けてくれるはずです。
1本とは言わず、何本かラップを備えておきましょう!