「水は1日あたり1人3リットル必要」はもはや常識ですよね。
水は飲料、調理に使う、生活用水(体を拭く、トイレなど)に使用するので、必ず備蓄が必要となります。
しかし、水を1週間分備蓄するとなると【3リットル×7日分=21リットル】が必要となり、備蓄するだけで場所を取られてしまいます。
水だけでもこんなに場所を取られるのに、お茶を置く場所なんてないよ…と常々思っていました。
そんな悩みを抱えながら、お茶っぱやサントリーが出している「水に溶かす濃縮タイプ」を備えていましたが、とんでもない画期的な商品が最近発売されました!!
そう、それは「お茶のフリーズドライ」!
フリーズドライと聞いただけで、もはや備蓄向きでは?と感動し、即Amazonで購入しました。
果たしてお茶のフリーズドライは美味しいのか?そして備蓄に向いているのかを検証したので、ぜひ新しい備蓄を探している方は参考にしてみてくださいね!
日本コカ・コーラ「1,2,CUBE」
あのコカ・コーラが2021年5月に発売したお茶のフリーズドライ「1,2,CUBE(ワン,ツー,キューブ)」
お茶のフリーズドライなんて過去にありましたか!?
しかもコカ・コーラが発売しているならそれはもう綾鷹では?なんて淡い期待を持ちながら緑茶と麦茶を飲んでみました。
最初に感想を書いちゃいますが、お茶のフリーズドライ備蓄に最高です!
少しコスパは悪いですが!
特許出願中!
1,2,CUBEは「特許出願中」の濃縮フリーズ製法を用いてキューブ型に成形しています。
茶葉から抽出したエキスを濃縮・凍結し、真空状態で氷となった水分を除去後、強い加熱処理を伴わないため、素材本来の香りや味が残るそうです!
販売価格
Amazon限定販売で、価格は緑茶・麦茶ともに「648円(税込)」です。
パッケージ1袋で15杯分なので、1杯43.2円。
お茶っぱで考えると少し割高ですね。
内容量・栄養成分
お茶なので、緑茶・麦茶の栄養成分に差ほとんどありません!
2021年5月に購入した1,2,CUBEの賞味期限は2022年4月10日だったので、製造日から約1年が賞味期限かと思われます。
(HPを確認しても賞味期限についての記載はありませんでした)
ただお茶なので、そんなに目くじら立てて賞味期限を気にしなくても良いのでは…と思います。
水に溶かしてみた!
それでは、早速フリーズドライでキューブになったお茶を水に入れてみましょう!
1,2,CUBE 緑茶
粉末玉露使用ってもう綾鷹ですよね。
キューブを取り出してみると…めちゃくちゃ可愛いです!!
「お~!抹茶チョコある!」と勘違いしてしまいそうな見た目です。
心なしか抹茶チョコの匂いがするような(気のせい)
さぁ、それでは水に溶かしてみます!
災害を想定してお湯ではなく水で溶かします!
↓水に入れて約10秒後、じわじわ溶けていきます!
↓約15秒後…混ぜていませんが勝手に溶けていきました!
パッケージの説明には「軽く混ぜて」と書いていますが、少しコップを揺らすだけで混ぜなくてもこんなに綺麗に溶けました。
味はやっぱり綾鷹です!
綾鷹に比べたら少し薄味ですがスッキリ飲めます。
そして、苦みや渋みも少ないのでまろやかな味でした。
これならお子さんもガブガブ飲めるかと思います!
1,2,CUBU 麦茶
続いて麦茶を飲んでみます!
見た目はメルティーキッスみたいで間違えて食べてしまいそうです…。
麦茶も水に入れて溶かしてみます!
入れた瞬間から溶け出して感動です。
約15秒後、ほぼ麦茶キューブが溶けました。
一切触っていないのに、もう水が茶色!
完璧な麦茶色に早変わりしました!
お湯ではなく水でしっかりと溶けてくれるなんて素敵です。
肝心のお味ですが、麦茶にしては少し薄めでした。
う~ん…麦茶で味が薄いのは少し悲しい…。
でも15個しかないキューブを1回で2個使ってしまうのはあまりにもコスパが悪すぎるので、ここは妥協して1個で飲むと私は決めました。
1,2,CUBEは麦茶より断然緑茶派になりました!
まとめ
災害時にお茶っぱでお茶を作るとなると、カセットコンロでお湯を沸かすことになりますよね。
お茶のためにガスを使用するのは勿体ない気持ちになる上に、お茶っぱやティーパックを捨てるのも災害時は一苦労です。
その点、1,2,CUBEは水に落とすだけでお茶にすることができ、一切ゴミも出ません!
15個入り648円は普段飲むには躊躇う金額ですが、災害時の備蓄で考えると便利なフリーズドライかと思います。
コスパは悪いですが、備蓄メインとして1,2,CUBE備えるのはアリですね。
皆さんもぜひ、フリーズドライのお茶を体験してみてください!
きっと備蓄したくなるはずですよ…!
コーヒーのフリーズドライも気になる…!