せっかく備えていたのに、気が付いたら賞味期限が切れてた!
防災グッズを見直し賞味期限切れを見つけたらまだ買い直しができますが、地震直後に防災グッズを開けて賞味期限切れを見つけた時には…考えたくないほど恐ろしいですよね…。
そんな悲惨な結果を生み出さないために、ローリングストック法をご家庭で取り入れて防災食ロスをなくしましょう!
ローリングストックとは?
ローリングストック法とは、ストックしている防災食を定期的に飲食し、使った分を新たに買い出す備蓄方法です。
1年に一度防災グッズを見直し、「非常食の賞味期限が迫ってる!」「期限切れてた!」となると、そこから急いで非常食を消費するか、残念ながら”廃棄”の運命になってしまいます。
せっかく備えていたのに勿体ない…。
賞味期限が切れていて”廃棄”にならないよう、定期的に食べて、なくなった分を新たに備蓄するローリングストック法をぜひ取り入れてみませんか。
抜かりない賞味期限管理を
まずは、購入した非常食の賞味期限を必ずチェックしましょう!
私は表(チェックリスト)を作成し、そのチェックリストに商品名・個数・賞味期限を記入しています。最近では非常食の賞味期限を登録できるアプリもありますが、被災時に【現在どれだけ非常食があり、どれだけの余裕があるか】を一括で確認できるよう紙に記入するアナログな方法で管理をしています(停電の時に、スマホの充電を減らさないよう極力アプリを見たくない)。
また、チェックリストを冷蔵庫など家族が必ず目にする場所に貼り、家族全員で賞味期限を確認することで抜かりないチェックが可能です。
無理なく無駄なく備蓄生活!
チェックリストを確認しながら、賞味期限が近いものから”消費”をしていきます。
【月に1回賞味期限が近い非常食を食べる】など、各家庭・個人でルールを決めましょう。ちなみに、私はチェックリストを確認し、賞味期限が3ヶ月前の非常食を食べています。
「賞味期限が近いものから食べよう」とざっくりとしたルールを作ると、結局何か月前の物なら食べていいの?と家族間で戸惑いが生まれるので、月に1回一番賞味期限が近いものを食べる・3ヶ月前の非常食を食べる・1ヶ月前の非常食を食べる、などルールを作ったほうが確実に消費ができます。
食べた非常食は「消費した」と分かるようチェックリストに斜線やチェック・消費した日付を入れましょう。チェックを入れることで、新たに買い足す分を分かりやすくします。
こちらは、私が使用しているチェックリストです。
賞味期限2年未満と2年以上に分けて管理をしています。2枚を冷蔵に貼ることで、見落とさず管理ができますよ。
「賞味期限管理がいまいち出来ない」という方はぜひ一度ダウンロードをして使用してみて下さい!
まとめ
ローリングストック法で非常食を備蓄→消費→買い足しを繰り返すことで、非常食=いつもの味になります。
いざ、非常食を食べる場面に直面したときに「これ美味しくなかったー!」とならないよう、ローリングストック法で食べ慣れた非常食を備蓄を心がけましょう!