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自宅で火災発生!消火スプレーで初期消火せよ!

防災グッズ
この記事は約10分で読めます。

料理中のちょっとした油断で起きてしまう火災。

  • ガスコンロで調理中に電話をしていた
  • 宅配の受け取りでキッチンから離れた
  • ゲームに集中してしまった

など不注意やうっかりで簡単に火事となります。
また、ガスコンロの汚れに着火したケースや袖口に着火など、不注意以外にも火事になる要因がキッチンには沢山潜んでいます。

そして料理中に大きな地震が発生し、揺れでフライパンがひっくり返って油がガスコンロに落ちたら…。地震+火災は絶対に避けたいですよね。

不注意やうっかり、災害などで万が一火災が起きてしまっても初期消火ができるよう、消火器が大切となります!

ですが、ご自宅で消火器を備えるとなると意外と場所も取りますよね…。今回は収納場所を取らない「消火スプレー」をご紹介します!

火に水は危険!?

「消火器って必要?初期消火に水を使えばいいよね?」と思ってしまう方もいるのではないでしょうか。

実は”発火原因”によっては水をかけてはいけない火災があります。

  • 油に引火
  • 電源プラグやコンセントから出火

この2つが原因で火が起きてしまったら絶対に水をかけてはいけません!

高温に油に水をかけると一気に水蒸気となり、周りに高温の油をまき散らし爆発が起きてしまいます。

そして電源プラグやコンセントからの出火に水をかけると感電する恐れがあるので、絶対に水をかけてはいけません。

このように水をかけてはいけない火災があるため、火が出た際は”どこから出火したか”を確認する必要がありますが…
自宅で火災が起きてしまうとパニックとなり、冷静に判断するのは難しいかと思います。
また、地震の揺れでお鍋がひっくり返り引火してしまったら、地震+火災の恐怖で慌てふためくでしょう。

「何で火を消せばいいか」を冷静に判断するのは難しいからこそ、油や電気にも対応できる消火スプレーの備えがとにかく大事となります。

キッチン消火スプレー

こちらが私がキッチンに置いている消火スプレーです。

標準使用期間

使用期間は製造年月より3年です。

3年経って未使用の場合は処分しましょう。
消火スプレーは消火器ではないため、スプレー缶の廃棄要領と同じになります。各自治体の分別ルールに従って処分をしてください。

中身が残っていて処分ができない場合は、各メーカーに確認しましょう。

私が備えている丸山製作所の消火スプレーは「大量に使い残した場合や、どうしても使い切ることができない場合は販売元または当社連絡先までお問い合わせください」と記載されています。

適応火災

適応する火災は

  1. 小規模普通火災
  2. 天ぷら油火災
  3. 電気火災

以上3件の火災に使うことができます!
水をかけてはいけない「天ぷら油火災」「電気火災」に対応できるのは助かりますね。

ただ、

  1. ストーブ火災
  2. 自動車用クッション火災

以上2件の火災には対応できないので注意が必要です。

使用方法

使用方法は至ってシンプル!

キャップを外しボタンを強く押して火元にスプレー噴射。これだけです。

火元の近くで確実に消しにいきたいところですが…噴射する際は2~3m離れてください。

火元から2~3m離れて噴射をするので、火傷の危険は少ないです。
ですが、火が大きい場合は無理に消火をせず、その場からすぐに避難をしてください。

まとめ

1本の消火スプレーで「小規模普通火災」「天ぷら油火災」「電気火災」に対応できるのは嬉しいですよね。

火災が発生すると慌てて水をかけたくなりますが、水をかけると危険な火災もあるということを忘れずに、冷静に消火スプレーを噴射してください。

ですので、ご家庭に1本!消火スプレーをキッチンに備え、消火スプレーで家、家族、自分自身を守りましょう!

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