残念ながら今年も大雨被害が既に発生し、避難勧告が出ている状況です。
今年はコロナウイルスの影響もあり、避難所での感染症対策が急務となっていますが、未だに完璧と言える避難所の感染症対策は出来ていないです。
3密を防ぐため人と人との間を取る、パーティションや段ボールで個室を作るなどが理想ですが、災害時に多くの人が避難所へ集まると、そう簡単に3密を避けることはできないでしょう。
「避難所が何もしてくれないから感染したじゃん!」と他人のせいにするのではなく、自分の身は自分で守るために、感染症対策グッズは事前に用意しておく必要があるでしょう。
今回は、「避難所は3密だけど、住んでいる地域の被害が大きいから避難所へ行かなければならない」パターンを想定した防災リュックに入れておくべきグッズをご紹介します。
感染症対策グッズ
日頃から防災リュック(ラジオ、非常食、飲料水、着替えなど)を準備している方も多くいらっしゃるかと思いますが、そこに感染症対策グッズを追加する必要があります。
これらを準備しないと、避難所で感染する可能性も…。
災害もコロナも自分の身は自分で守りましょう!
これからの防災リュックには、感染症対策グッズを入れておくことが常識になるかもしれませんね…。
マスク
今年から室内・屋外ともにマスク生活となってしまいましたよね。
マスクは飛沫防止に効果があるので避難所でもマスクは必須アイテムとなります。
やっとマスクも購入しやすくなってきたので、防災リュック用にマスクも準備しておいてくださいね!
アルコール消毒・石鹸
日本では「手洗いは大切」と子供の頃から教わっているので癖はついていますが、今年から手洗いの他にアルコール消毒も常識となりましたよね。
既に自治体などで石鹸やアルコール消毒の備蓄はあるかもしれませんが、コロナの影響で手洗いを何度もする方が多くなり、すぐに在庫がなくなる可能性があります。
汚れた手で目や鼻を触ってしまうと感染する危険性があるので、避難所にも家族分の石鹸・アルコール消毒を持参しましょう。
アルコール消毒もやっと購入しやすくなったので、今のうちに防災リュックに入れておくと安心です。
特に紙石鹸はリュックに入れても邪魔にならないのでオススメですよ!
体温計
避難所では毎日熱を測ることをオススメします。
発熱、咳などがないか健康状態を定期的に確認しましょう。
感染症専用のスペースがある避難所も今後できてくるかと思いますので、発熱や咳などの症状が出た場合は、速やかに避難所の職員に報告してください。
タオル
家族間でタオルの使いまわしも感染する恐れがあるのでダメです!
必ず家族分のタオルを用意しましょう。
また、防災リュックにタオルを入れるのはかさばってしまいますが、使い捨てのコンパクトタオルだとリュックに入れても邪魔にならないのでオススメです!
スリッパ
床からの接触感染対策のためにスリッパや上履きも用意してください!
避難所ではスリッパを履いて生活をしましょう。
ただし、スリッパを履いたまま外に出る・スリッパの底を素手で触るは感染の恐れがあるので絶対ダメです!
せっかく室内でスリッパを履いているのに、そのまま外に出てはスリッパに菌が付着する危険性があるので、外に出る際は靴に履き替えてくださいね。
ビニール袋
自分が気づかぬうちにコロナに感染していた場合、鼻をかんだティッシュ・使用済みマスクを共有のゴミ箱にそのまま捨てると、避難所内で感染拡大する恐れがあります。
周りに感染させないことも重要です。
使用したティッシュ・マスクは必ずビニール袋に入れて密閉してください。
例え自分がコロナでなかったとしても、ティッシュやマスクをそのまま避難所の共有ゴミ箱に捨てるのは汚いです…。
まとめ
コロナ+災害はより不安が高まり、感染を恐れて避難を躊躇してしまいますよね。
しかし、土砂災害・川の氾濫・津波などの危険があれば必ず避難しなければいけないません。
躊躇せずに「避難する」を早めに選択しなければ、助かる命も助からなくなります。
以上の感染症対策グッズを防災リュックに加えて、避難所で感染しない、感染させないを徹底させましょう。
災害・コロナと不安は尽きないですが、自分の身は自分で守ることが大切ですね!
問題なく家に住める方は自宅で生活を続ける「在宅避難」が良いでしょう。
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個包装じゃない場合は、ジップロックにマスクを入れておくと衛生面も安心です。